教えたことが、
仕事で使われる。その手前に。
学んだ方法を使う機会と、判断できる範囲はあるか。
- 見えている一件
- 研修で「分かりました」と話した。職場では指示を待つ。
- 見方をひらく問い
- その方法を使う仕事を、任されているか。
研修で、お客様への確認の仕方を学んだ。本人も「分かりました」と話す。職場に戻ると、従来どおりに上司の指示を待っている。
論点を考えるための架空の場面です。この場面で見えていること
研修で確認の方法を扱った。本人は「分かりました」と話した。職場では上司の指示を待っている。
まだ、確かめていないこと
「本人の意欲が足りない」と考えた。しかし、何を任され、どこまで決められるかは、まだ確認していない。
方法を使う仕事が、本人にあるか。
理解しているかどうかと、実際に使えるかどうかは、分けて確かめたいことです。お客様へ確認する機会があるか。自分で連絡してよい範囲は明確か。迷ったときに相談できる相手はいるか。
本人が指示を待つ理由を、本人の内面だけで説明してしまうと、仕事の条件を見落とす可能性があります。まず一件の仕事を取り上げ、本人と上司がそれぞれ見ている条件を照らし合わせます。
目の前の仕事方法を理解する
説明を聞く・例で練習する
+
その先の仕事実際の仕事で使える
機会・任せる範囲・相談先
どちらも確かめて、一件の仕事を考える。
学んだ方法を、次のどの仕事で、どこまで本人が使えるか。
本人と上司で、次に取り組む一件、本人が判断する範囲、相談する場面を具体的に決める。