「提案書を分かりやすく」。
その依頼の先に、何があるか。
資料を直す前に、相手が次に進めたい仕事を見る。
- 見えている一件
- 修正版を渡した。打ち合わせは決まらない。
- 見方をひらく問い
- 相手が決めるために、何が足りないのか。

お客様から「提案書を、もう少し分かりやすくしてほしい」と連絡が来た。担当者はページを減らし、図を加えた。それでも、次の打ち合わせの日程は決まらない。
論点を考えるための架空の場面です。この場面で見えていること
提案書の修正を依頼された。修正版を渡した。次の打ち合わせは、まだ決まっていない。
まだ、確かめていないこと
「説明が難しいから決められない」と考えた。しかし、次の打ち合わせが決まらない背景は、まだ確かめていない。
提案書の外に、判断の条件があるかもしれない。
たとえば、相手は内容を理解していても、導入後に誰が担当するかを決められずにいるかもしれません。費用の使い方を説明する材料が足りない可能性もあります。どちらも、この場面だけからは判断できません。
依頼された成果物を丁寧につくることと、その成果物が相手の仕事でどう使われるかを確かめること。両方を視野に入れると、確認する相手や集める材料が変わります。
目の前の仕事資料の読みやすさ
言葉・ページ数・図の配置
+
その先の仕事相手が決められる条件
使い道・担当・判断材料
どちらも確かめて、一件の仕事を考える。
この提案書を使って、誰が、何を決めようとしているのか。
次の打ち合わせでは「この資料は、どなたが、どの判断に使われますか」と聞き、相手の説明を確かめてみる。